スクールバッグの寄付(3回目)
私のフィリピン滞在も残り数日に迫った頃、学校の入り口付近で子供たちが私を待っていました。そして一人の女の子が、私が寄付したバッグが破れてしまったことを伝えてくれました。数週間前に買ったバッグがもう破れちゃったの?と私は驚きを隠せませんでしたが、一人だけでなく何人もの子供たちからそのような報告が届きました。
子供たちのバッグが破れてしまった原因
子供たちに話を聞くと、バッグが破れてしまった要因が2つあることがわかりました。
一つは、バッグ自体のクオリティが低いこと。私もフィリピン滞在中に頭を悩ませたことですが、基本的にフィリピンで売られているもの(特に安いもの)は当たり前のように品質が悪いです。子供たちに買ったバッグも200ペソ(およそ400円)位だったので、安かろう悪かろうの部類に入るものでした。
二つ目は、学校に持っていく教科書やノートなどが多いこと。公立の学校には基本的にロッカーが無いため毎日全ての荷物を持ち歩く必要があるのです。大人の私でも重いと感じるほどなので、安価なバッグが破れてしまうのも無理はありません。
その日のうちにバッグを買いにいくことに
私のスケジュールが詰まっていたため、その日のうちにバッグを買いに行くことにしました。バッグが破れてしまった子、その他バッグをまだ持っていない子の分も含め合計22人分です。
質の良いバッグを購入したかったので、コロンストリートではなくロビンソンというスーパーで購入することにしました。またすぐに破れてしまっては元も子もないので、今回は700ペソ(1400円)の物を選びました。そして彼らが住むエリアまで戻り、子供たちにバッグを届けて3回目の寄付は終了しました。
定期的にバッグを寄付するならば、サプライヤーから大口注文して購入した方が安く質の良いバッグを手に入れられるかもしれません。今回は時間が無かったのでスーパーで揃えましたが、もう少し余裕があるときは業者から購入することを検討してみようと思います。
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