スクールバッグの寄付(2回目)


1回目の寄付を終えた数日後、子供たちが私に「お友だちの中にまだ学校道具を持っていない子たちがいるから助けてほしい」と伝えてきました。どれだけこのエリアに子供がいるんだろうと思いながらも、私は彼らの願いに同意することにしました。

今回は子供たちもお手伝い

まず始めに人数を把握するために、子供たちにリスト作りをお願いしました。前回の寄付でバッグを手にした子供たちが主導となり、誰がバッグを必要としているのか調べてくれました。そしてその結果、26人の子供たちに配布することになりました。

色んな子が協力してくれましたが、その中でも最年長のルーキーが積極的にこの活動に関わってくれました。リスト作りからスケジュール管理、当日の取りまとめまで12歳とは思えないくらいパーフェクトに運営をこなしていました。

また、留学先の掃除係のメンドレとガードマンのジェークとチェスターが荷解きや文房具の仕分け、配布の仕切りを手伝ってくれました。彼らは自ら手を貸してくれたばかりでなく、自身の業務が終わった後もその場に残り最後までこの活動を見届けてくれました。

子供たちが営む世界

どうしても”物”を配るときは皆が我れ先にと駆け込んでくるので、混雑になります。しかしこの時は数人の男の子が「ガードマンやりまーす!」と言って、私がバッグを渡す時に邪魔にならないようにしっかりとガードしてくれました。

また、”ありがとう練習係”という役目の子もいました。その子たちは一人一人に「りんからバッグをもらったら『ありがとう』って言うんだよ」と伝えていました。それを見ていて、大人が何も言わなくても大切なことはわかっているんだな〜と感心しました。

今回はあげる側ともらう側と区別するのではなく、子供たちも一緒になってこの企画を遂行しました。予測不能なことも起こりましたが、私はこのスタイルでタトロプロジェクトを進めていった方が面白いのではないかと思うようになりました。

ひとまず2回目も無事に終えることができ良かったです。

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