活動を公にすべきなのか?

私はこのような活動を公にすることに抵抗がありました。寄付やボランティアは人知れずやる方が人として美徳であると考えていたからです。そのためフィリピン滞在中は、自分が何をしたとか人に言う必要はないと思っていました。

しかし活動を続けていくと…

自分の目の前に現れた子にできることをしてあげる。それを繰り返していたら、いつの間にか私の後ろに長い道ができていたことに気が付きました。そして時を経るごとにボランティアとして力を貸してくださる方や活動を支持してくださる方が増えてきました。私はそのような方々のお陰で一人でやるよりも他の人と一緒にやった方がより多くのこと、より大きなことができるということを学びました。

人に協力してもらうには…

しかし他の人に協力してもらうには、私の存在や私の活動を知ってもらう必要があります。また信用を得るためには、これまで何をやったのか実績として人に示していく必要があります。こっそりやる方が美徳かもしれないけど、公にする事で子供たちにより多くのことをしてあげられるならそっちの方がいいかもしれない。自分の中でそのような結論に至り、自ら情報を発信していくこと、より多くの人たちと協力してこの活動を進めていくことを心に決めました。

また、このように活動を表に出すことで誰かの為に何かしてあげたいと考えている人の参考になるかもしれないと考えました。こんな問題があってこう解決しましたという記録があれば、後に続く人たちはその問題に悩まずに次のステップに進むことができます。

このような理由から私はウェブサイトやソーシャルメディアで情報を発信していくことに決めました。

  1. この記事へのコメントはありません。