スクールバッグの寄付(1回目)
「スクールバッグが欲しい」という女の子の一言に、役に立てるなら…とあっさり承諾した私でしたが、実際どうやって配布するのかという計画は全くありませんでした。しかしとりあえずやってみよう!の気概で成功させることができました。
買い出しからスタート
午後に子供たちと約束をしていたので、午前中に買い出しに行きました。留学先のマリア先生が協力を買って出てくれたので、彼女の車でコロンストリートへ向かいました。そしてリュックサック、鉛筆、消しゴム、筆箱、黒、青、赤のボールペン、定規、ノート、辞書をセットにして17人分購入しました。
その後、レストランで昼食を取りながら値札を外したりそれぞれのバッグに文房具を仕分けしたりと配布しやすい形にまとめました。初めての寄付だったので、とても丁寧にやっていたことを覚えています。そのため二人で作業しても2時間くらいかかった記憶があります。
いざ、配布をスタート!
「2時から配布するよ〜」と伝えていましたが、1時過ぎにはすでに外で子供たちが待機していました。ガラス越しに今か今かと待機していて、2時きっかりになったら押し寄せるように子供たちがロビーに入ってきました。バックバッグは一人づつ順番に配布していきました。そしてきちんと学校に行くこと、しっかり勉強することを約束させました。
バッグを手にした子供たちはなんとも誇らしげで、とても微笑ましく感じました。また、嬉しさののあまり飛び跳ねている子たちもいて、実行に移して良かったな〜と改めて思いました。
朝から準備をして配布をし終えた頃にはもうすっかり夕方になっていました。一日がかりでこの配布会を行いましたが、子供たちが帰った後も私の心は温かいままでした。私は彼らに与える立場でしたが、彼らから愛や感謝などの優しい気持ちを与えてもらったように思います。
さいごに
最初から最後まで私をサポートしてくれたマリア先生、そして寄付の場所を提供してくださった大人留学MBAのみなさん、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
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