MY IDEA FOR A PEACEFUL WORLD
私は自分の世界に対する捉え方が、世界の状態を決めるということに気付きました。全てが中立に存在しているこの世界で、貧しい状態をネガティブに捉えることもできます。社会的には貧しい状態を”困ったこと”と定義しますが、私の中には既にその概念はありません。
平和な世界を作り出すには
平和な世界を作るには何かに手を加えたり、人や状況を変えるのではなく、自分の中にある定義を変えること。つまり既にこの世界は平和で完璧な世界であると定義づけることが、目の前にある現実を平和な世界にするのです。
この世界のあらゆることに対して自分が意味合いをつけているのだとしたら、私は全てにおいて肯定的な意味付けをすることでしょう。なぜなら私は平和でポジティブな世界を望んでいるからです。
私はこのシンプルな答えに到達するのに一年を要しました。そしてこの気づきを与えてくれるために、沢山のフィリピンの方々が存在してくれました。
最後に…
私が18歳の時に出会ったお気に入りの文章を紹介し、このページを締めくくりたいと思います。タトロプロジェクトの活動を公開することで、私と同じように一人でも多くの人にこの気付きが伝われば光栄です。
私は人間は自分の力で悩みを解決できると思っている。逃避するのではなく撃破するのでもなく、今のまま自分を高めていくことで毅然とした人間になれると思っている。目標を定め努力し目標の半分も達成すれば自信がつく。それを3回やればアホ上司なんかどうでもよくなる。ヒトの文句を言ってるうちはヒトに頼っている証拠なのだ。己れを信じる人間はぶーぶー文句を言ったりしない。不敵に笑って何か別のことを考えている。そういう人間になれば、クルマだって今よりもっと楽しくなるだろう。ヒトに頼らず世の中も変えず自分を変える。これが本当の本物の革命である。自動車評論家・福野礼一郎「福野礼一郎の宇宙」より